ステーキを食べた夜、真っ暗な森にろうそくをもって散歩。キャンプファイヤーを作りに目的地の巨大な岩まで歩いていくが、 真っ暗すぎて前が見えず風もあったせいでキャンドルもすぐに消えるし、足元の木や岩が危険だったので海の方まででればなんとか星で少しだけ明るいからと遠くにいくのはやめた。
そこの場所は木に覆われていて海まで2mほどの狭い場所だったので燃やそうとした木も水分を含んでたりとなかなか火を起こせずいたけど、なんとか少しずつ集めて着火。1時間もやっているとあっという間に大きいキャンプファイヤーができた。真っ暗で自分たち以外、他に誰もいなくて静かで海の音と火がぱちぱち燃える音だけがずっと聞こえていた。火を見つめていると色んなことが頭のなかに過ぎった。
燃えている火を見つめてbeautiful.....と何度もいわずにはいられなかった。
その次の日は朝起きて、ひとりで昨日行った森へ散歩に出た。ファイヤーを作った場所も確認。本当は行くはずだった巨大な岩まで行くとそこにも誰かがキャンプファイヤーをやった跡があった。朝からすでに太陽が暖かくて岩の上で波の音を聞きながら1時間くらいうたた寝をしていたが人はほとんど見ることもなく静かで穏やかな時間だった。今日は最終日。
家に戻り朝食の支度を始めた。昨日のビートルートパスタ、ダンデライオンの葉とブルーチーズを挟んだオムレツと、エストニア産のきのことガーリックを炒めたものをフィンランドのパンにのせて。