Sep 16, 2011

Baltic princess, Helsinki






ヘルシンキに住んでいる友人のおかげでとってもmeaningfulな時間が過ごせた。
バルト海に面したフィンランド。ヘルシンキは315の島からなっている。
その友人の家の周辺にはすぐに海、森があって、バスで隣の島に移動するとさらに森になって・・・
自然とこんなにも近く、共存しているからか人々はとっても穏やかでゆっくりという印象。実際バーでさえもみんな行儀よくみえた。特に印象に残っているのはベビーカーを押しているのがほとんど父だったというところ。そして若い夫婦ばかり。
今まで北欧4カ国の違いはまったくわかっていなかったけれど、今回のストックホルムとヘルシンキを旅してやっぱり違う国だなと感じさせるところがあったので少しだけわかった気がした。

ヘルシンキについてから家に行く途中、りんごの木があって沢山実がなっていたんだけれど、誰かの所有の木というわけではないらしく世話もされていないようだった。地面に落ちているりんごを取って食べてみたら少し酸っぱいけど水分も豊富で丸ごと食べれた。森を歩いている途中、このスペースをもっと人々がケアしてあげたら野菜も育てられるしりんごも有効に使えるのにね、というような話をした。その夜はこっそりりんごの収穫を大量にしてそれを煮込んでシナモン・アップルジャムを作った。
そういえば今住んでいるロンドンの家の前にも梨の木が立っているけれど気に留める人はいないのだろうと思う。

毎日盛り上がった話題は、3食についてだった。1日目は酒屋ででラムとビールを買い込んで、ハーブチキンのオーブン焼き(そのハーブはスリランカ産で名前は忘れたという)で、イタリアンスタイルだよ!という友人の料理。
それから始まり毎日本当に美味しいものばかり食べていた。自分の中で食についての見方がここ1年でとっても変わり、生きていくうえで避けられないとっても大事なことだからいかに美味しく楽しく食べるか、もっと知りたいし、植物や野菜の恵み、肉のありがたみについて考えるようになった。だからその友人の将来の夢を聞いたときに自分まで興奮した。友人は4歳の時から料理が大好きで自分の店を開きたいと言っている。彼の熱意は本当に熱くて、コンセプトについて話ているときうらやましかった。次はベルリンに移りシェフになるという。

写真は友人の家の裏に広がるバルト海。海水は塩分が少なくしょっぱくなかった。気候もロンドンよりも温暖で夜中も窓を開けっ放しで寝れるくらい暖かかった。

end of August 2011

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