Aug 6, 2012

Pride and prejudice



Keiraほんときれい。

きっと私だけじゃないしいろんな人が魅せられてるんだろう。

日本に帰って来てからそっこう文庫読んだ。
ジェーン・オースティンの作り出すキャラクターと言葉が細かくて図太いようで繊細で
この頃の女性も、今の女性が感じる嫉妬とかとおんなじなんだなって面白かった。


それにしても、キーラ演じるエリザベスの皮肉って笑い話にしてしまうところ、
知的さとあの自立した性格のおかげで面白くなってるけど、実際こんな口が達者な子がいたら
かなり生意気!ってなると思った。ああいえば、こういう。
だけど最後には、完全に自分の勘違いだったって気づいて受け止めるという
強さももっていて尊敬に値する女性像。

見ていて、私の、頑固なところに少し似てるかもって思った。
(私のことはどうでもいい笑)


それにしても、日本にはない階級制度を知るにはやっぱりこういう映像がわかりやすい。


ダーシーのように働いていないお金持ちというのは地主である。
そんなアッパークラス(上流階級)の方々はお城のような別荘で貴族の社交場である舞踏会を開く。

エリザベスの家族はアッパーミドルクラス(中流の上)で住む家の大きさも違えば着ている服も違う。
料理をする召使くらいいるわと強調していたエリザベス母。
メイドが家事をやることは当たり前で(どうやら今も?)資産は多くはないものの
アッパークラスの人々との交流があって、社交場に招かれたりするが見下されてしまう。


当時の女性は、結婚が人生だったらしいのでみんな必死だったんだろう。
中流階級内の上・中・下というのも差があってもうちょっと勉強したいところ。


生まれたときから一生、出身階級は変わらず、階級が違う人との交流はなく
住む街も違えば、行く学校も違うし、就く職業も違う。


わたしがロンドンで出会った人々のなかにアッパークラスの人はひとりもいないし、
おそらくほぼワーキングクラス、もしくはローワーミドルクラス(中の下)のひとたちだろう。


だけど、ワーキングクラス出身の彼らは自分たちを誇りに思っているということ。


アクセントだけで階級がわかってしまうというイギリス人。
East Endersのコックニーのように彼らの中で彼らだけの会話を楽しんでいるワーキングクラスの人たち。
私にはさっぱり理解できなかったが。
一回ロンドンで会ったコックニーを話す女の子が、We proud of cockneyって言っていたように、
自分たちに誇りをもっているということはかっこいいって思えた。


この映画では丁寧な表現で話されているので字幕がないと難しかった。
でもKeiraの英語はやっぱり聞き取りやすいから映画とかyoutubeとかも見たくなる。
アクセントが強い人の会話もすんなり聞き取れればいいんだけど・・・








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